中学生の満州敗戦日記　
今井 和也　著

内容キーワード
「新書」　「日本」　「歴史」　「戦争」

植民地満州。
日々の暮しのなかで「おかしいぞ」と感じていたものの正体が、
敗戦と同時に、少年の前に怒涛のように姿をあらわしてくる。
民間人を置き去りにしていち早く逃亡した関東軍、
開拓団の人たちの悲惨な逃避行、ソ連軍侵攻による身の危険。
満州で敗戦を迎えた一中学生は、何を見、どんな思いをもちながら、どう生きたのか。
（岩波新書ＨＰより）

夏だし戦争のことを取り扱った番組が増えてきます。
それぞれの立場から見える「戦争」には、さまざまな見解があります。
体験者の手記を読んでみましょう。

愛しあおう。旅にでよう。　
高橋 歩　[文・写真]

内容キーワード
「日本」　「旅」　「写真」　「先生のおすすめ本」　

高橋歩さんの本が好きだという先生を２名知っています。
生徒も、興味を持つ子がチラホラ。でもあんまり借りない。（残念）

特徴としては、写真が多く、読みやすい。
そして旅。

高橋歩さんとは。（ＨＰより）
２０歳の時に、映画『カクテル』に憧れ、大学を中退し、仲間と借金だらけでバーを開店。
２年間で４店舗に広がる。その後経営権ごと店を仲間に譲り、プータローになる。

２３歳で出版社を立ち上げ、借金３０００万を背負う。その後ヒットを連発させる。

２６歳のとき、出版社経営権を譲り再びプータローに。彼女と結婚。３日後世界一周旅行に出る。

２８歳で帰国。沖縄にカフェバー＆海辺の宿をオープン。

３１歳で出版を中心とした、Ａ－ｗｏｒｋｓを設立。
その後も数々の会社を立ち上げたり、今や海外でも活躍されてます。

創氏改名 : 日本の朝鮮支配の中で　
水野 直樹　著

内容キーワード
「新書」　「社会」　「歴史」　「戦争」

戦争を経験していない私たちには、歴史を学ぶ必要があります。

いまだに国家間摩擦のある、韓国、北朝鮮、中国。
その原因には第二次世界大戦が大きな要因であると思われます。

日本は各国を植民地化しており、
その時代にいったい何をしてきたのか。

植民地下においた国の民衆に対して、日本名を名乗らせる。
そして批判に対して、いったいどのようなことを行ったのでしょう。
ちょっと難しいかもしれませんが、一読の価値はあると思います。

昭和天皇　
原 武史　著

内容キーワード
「歴史」　「日本」　「新書」

平成２０年。
昭和で言うと、昭和が始まってから敗戦までの時間が経過しました。

私たちは戦争とは縁がないような顔をしながら生活しています。

天皇イコール神様とされた時代。
その時代の昭和天皇とは、大戦とは、そしてその後の天皇陛下の生き方は
一体どんなものだったのかはよく知りません。

ちょっと高校生には難しい本かもしれません。

占領と改革　
雨宮 昭一　著

内容キーワード
「新書」　「社会」　「歴史」

日本は第二次世界大戦で敗戦し、その後飛躍的に経済成長しました。

そのほかにも、戦前から考えれば「改革」と呼んでもいいほどの変化がありました。

それが戦争によってもたらされたものではなくても
占領下ではなくても日本が独自に行えたのではないか、ということを考察しています。