日本鉄道旅行地図帳 : 全線・全駅・全廃線 : １号 : 北海道　
今尾 恵介　[監修]

内容キーワード
「日本」　「雑学」　「旅」

これは旅行ガイドではなく、鉄道ガイドです。
北海道の鉄道、今はないものも載っています。

鉄道好きな子って未だにいるんだよね。
鉄道好きだけが読むための本というより、
旅する気分を味わうのにいいかもしれません。

カラーで詳細が載っています。
鉄道入門編としては十分楽しめる本ですよ。

ガリア戦記 : 新訳　
ユリウス・カエサル　著 ; 中倉 玄喜　訳

内容キーワード
「歴史」

生徒の希望図書です。
いや正確に言うと、この本を選んだのはBibliothekarinなのですが、
ガリア戦記を読みたいと言うので。
しかし、いつも小説しか読まない人にはかなり手ごわい本です。

「ブルータス、お前もか」というセリフ位は聞いたことがあるはず。
ユリウス・カエサル（ジュリアス・シーザー）という天才の波乱万丈の人生。
ローマに生まれ、ガリア（今で言うところのフランスあたり）への遠征記。戦争記です。
何で名前が二つあるかというと、英語読みとラテン読みね。

この間、「どう、読めそう？」と聞いたら、難しいですと言ってました。

高度成長　
武田 晴人　著

内容キーワード
「新書」　「社会」　「日本」　「歴史」

シリーズ日本近現代史の８冊目。
幕末からの日本を順に説明してある本なのですが、
８冊目は、高度成長期の日本。

たくさんの物を買ってたくさんの物を消費し、経済成長を遂げていった日本。
そのときの海外と日本の外国関係や、戦争やら企業やら。
１９５５年以降の日本を追います。

乳と卵　
川上 未映子　著

内容キーワード
「家族」　「悩み」　「女の子向き」　「関西」　「ちちんぷいぷい本屋さん」

東京に住む主人公のところに、姉が娘を連れてやってきます。
豊胸手術をするために。
そして姉の娘、つまり主人公からすると姪ですが、
一言もしゃべらなくなっています。

関西弁で綴られた会話などには親しみが持てるでしょう。
しかし、これは「女子」に対しての考え方とか書いてあるので、
ちょっと男の子が読むには、抵抗がある作品だと思います。

1月24日と3月13日に「ちちんぷいぷい」本屋さんのコーナーで紹介されました。
たまたま西君（ＭＢＳアナウンサー西さん）が紹介していたのを見てたんですが、
句読点が特徴的なので、黙読してください
と、テレビなのに文字だけが画面に映されているちょっとおもしろい時間でした。

芥川賞受賞作品なので、ちょっぴり癖がある、あくの強い作品かもしれませんね。

北京 : 都市の記憶　
春名 徹　著

内容キーワード
「新書」　「国際」　「旅」

オリンピックの行われる中国。
その国の歴史は４０００年と言われますが、
文化も併せて知ってみましょう。

名前を聞いたことくらいはある場所、そしてそこにある建造物。
北京という都市の歴史と文化を知れば、
違った視点から中国を見ることができるかも。