証言沖縄「集団自決」 : 慶良間諸島で何が起きたか　
謝花 直美　著

内容キーワード
「生と死」　「新書」　「社会」　「歴史」　「戦争」

慶良間（けらま）諸島での集団自決について書いた本です。
集団自決だなんて、考えただけで恐ろしいよ・・・。

戦争を知らない人たちが、集団自決を強要しただのしてないだの、
ああいう論争を経験者はどんな気持ちで聞いているんだろうか、
と思うことはあっても、やっぱり私たちは戦争を知りません。

それをわざわざ知ろうと思うか、と言われれば、
実はそんな気合いはなかなか生まれません。

だから「教科書」への集団自決記載の問題や、
終戦記念日のある夏の日に、できれば読んでほしいと思います。

ただ・・・岩波新書手ごわいんだよねー。

発達障害の子どもたち　
杉山 登志郎　著

内容キーワード
「悩み」　「新書」

発達障害というのを知っていますか？

昔はそれほどわかっていなかった症状なのですが、
今は結構増えています。
わかってきているというべきか。

社会性だったり、想像力だったり、
目に見えてわかる場合もあれば、わかりづらい場合もあります。

自閉症、アスペルガー症候群、ADHD。
そういう症状に対してどんなふうに対応するべきか書いてあります。
将来子どもを相手にする仕事に就こうと思っている人は一度読んでみてはどうでしょう。

自分の小さな「箱」から脱出する方法 :
人間関係のパターンを変えれば、うまくいく！　
アービンジャー・インスティチュート　著 ; 金森 重樹　[監修] ; 冨永 星　訳

内容キーワード
「マニュアル本」　「悩み」

この本はいわゆる「マニュアル本」と呼ばれるものです。

こーやったら人生はうまくいくよ、とか
こんな風に考えたら人生変わっちゃうよ、とか
そんな考え方を書いてあります。

自分が置かれている状況は、自分自身が生み出している。
そう言われると腹の立つ人もいると思いますが、
まぁ、考え方ですよ。

悩みを抱えてない人も、他人の考える「やり方」を知るってのは意外と面白いと思うよ。

障害児教育を考える　
茂木 俊彦　著

内容キーワード
「新書」 「職業」

障害児教育と聞くと、遠い場所にあるように思うでしょうか？

「特殊教育」と呼ばれていた、障害児に対しての教育が、
２００７年４月から「特別支援教育」と名称を変え、
考え方や制度も大きく変わりました。

・・・って偉そうに書いてますが、
私もこの本の紹介を書くのに調べていて、初めて知りました。
知らないうち色々変わるんだね・・・。

もし将来福祉の仕事に就こうと思っている人。
難しいかもしれないけど、目を通してみては？

福祉ってなんだ　
古川 孝順　著

内容キーワード
「新書」　「職業」

福祉関係で就職、というのは
今お父さんお母さんまでもが口にするような職業となりました。

福祉とは、なんでしょう？
漠然と「これから需要の高まる」ものであることはわかっていても
どんなもので、どのように行われているのか
実際社会に出ている人もほとんどが知らないかもしれない。

目の前に直面してから考えるのではなく、
みんなが「福祉」について考えられるようになるといいですね。