2024 11,24 04:56 |
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2009 03,06 19:16 |
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波打ち際の蛍
島本 理生 著 内容キーワード 「恋愛」 「悩み」 「切ない」 「社会人」 本のあらすじは、本の帯にも書いてありますが、 そこに「おち」につがなるキーワードが書いてあると、ちょっとがっかりします。 この本もちょっとがっかりしたよ。 主人公の麻由は、以前大量の薬を飲み病院に担ぎ込まれた過去を持ちます。 そのため、通い始めたカウンセリングで、ひとりの男性と出会います。 蛍という名前の彼から突然声をかけられ、 知らない人に対して極度の緊張をしてしまう麻由はとまどいます。 同じようにカウンセリングに通う蛍は 「以前助けてもらったことがある」ことから、麻由に興味をもったといいます。 過去のトラウマとの葛藤という、かなり重くて痛々しいテーマを扱っているので、 明るい恋愛小説をお好みの人は読まない方が無難でしょう。 痛くて悲しい思いを乗り越える恋愛小説が読みたい人はぜひ読んでみてください。 夏が逝く瞬間(とき) 原田 伊織 著 まだ戦後の混沌が冷めやらぬ昭和三十年代半ば、 琵琶湖湖東の中学生で、お仕着せの民主主義になじめない硬派少年・隼人は、 一回り以上年上の、音楽教師でテニス部を指導する香織と出逢い、 互いに魅かれあった。周囲の抵抗のなか、ふたりが望んだものは…。 (「BOOK」データベースより) 14歳の隼人が、28歳の先生と恋に落ちます。 年の差という越えられない壁を抱えた、美しい恋の話です。 昭和30年代というのは、今時の高校生からしたら 昔も昔、大昔すぎて、イメージできないかもしれません。 かといって時代小説ではないし。 周囲の反対に純粋な隼人の想いは認めてもらえるのでしょうか? |
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