2024 11,24 05:03 |
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2008 09,04 20:24 |
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メルヘンクラブ
さとう さくら 著 内容キーワード 「恋愛」 「大人の恋」 真鍋頼子(25歳)は、派遣先の大学で、学生と間違えて勧誘され、 「メルヘンクラブ」というサークルに入会した。 主な活動は眠ること、そして現実では叶わない願いを、夢の中で叶えること。 最愛の彼氏「タケヲ」にフラれ、自暴自棄になっていたマナベは 「せめて夢の中で会いたい」と願いを込め、夢でタケヲと会う訓練をはじめた――。 さとうさくらさんの書く話『スイッチ』も『メルヘンクラブ』にも なんだか真っ当な(まっとうな)とは言いずらい人間が出てくる。 ちょっと気味が悪いって言われてしまうような人たち。 少女マンガやヒット作品の映画、ドラマには登場しないような、 薄暗い世界でひっそりと、そしてちょっと暗い性格の主人公。 それでもその主人公が、この世界で、足掻(あが)きながら生きている様というのは、 優越感を感じるというよりも、共感してしまうような要素がある。 これって私だけかなぁ・・・。暗いからか? anego 林 真理子 著 林真理子さんの作品って、 どうにもこうにも、「女」を見せられる。 男の子が読むと、ちょっと理解できない(もしくは、理解したくない)世界かも。 ドロッとした女の世界。 でもそこを避けては通れない。 そんな中でどうにかこうにか妥協点(両者の折り合いがつくところ)を 探して生きていくしかないっていう現実とでも言おうか。 「そうねー」なんて適当に流してあしらえばいいのに それができなくて反抗してしまう子どもな自分だったり、 ずるがしこく立ち回ってしまうけれど、自分も逃げてしまっている要素だったり。 anegoはドラマの原作にもなった話です。 33歳OLの不倫、セックス、泥沼を描いた本。 ドラマほどすっきり終われないんだけど、なんとなく理解してしまうような作品です。 女の子向けかな。しかもちょっと「女の子」じゃなく「女性」に近づいた人向け。 |
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