まさかの結末　
Ｅ．Ｗ．ハイネ　著 ; 松本 みどり　訳

内容キーワード
「文庫」　「短編」

ちょっとブラックな、まさかの結末が待っている短編集。
ショートショート（短編集よりさらに短く、意外なアイデアに満ちた小説）かな？

日本で言うとショートショートの名手は星新一さん。
朝読（あさどく）など、朝のＨＲや、数十分で読書するのに向いているかも。

ちょっとブラックな所なんかも今の中高生向け。
でもハッピーエンド好きな人なんかにはあんまりおすすめできない。

宇宙のあいさつ　
星 新一　著

星新一さんのショートショートに出会ったのは、中学生の時。
おもわず、「うーん」と唸（うな）らせられるような結末。
「そうそう、そう思ってた」と思わずにいられないような結末。
しかも短編で本当上手に（失礼か？）オチがあって、
すごく考えされらせる作品集です。

一番いいのは、難しい言葉がなくて、するする読めるのに、
一個一個の話がとても面白いこと。

もうちょっと毒のあるもの、もしくはバイオレンスな要素が欲しい人は
『キノの旅』もおすすめです。