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2009 01,09 13:18 |
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変身 ; 掟の前で : 他2編
カフカ 著 ; 丘沢 静也 訳 内容キーワード 「文庫」 「切ない」 「短編」 新年最初の本は、光文社古典新訳文庫、カフカの『変身』。 この手の古典と呼ばれる本はずっと敬遠してきたんだけれど、 読むと非常におもしろいです。 朝起きたら、突然虫になっている主人公グレーゴル。 なんともシュールなお話です。 |
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2008 12,24 12:19 |
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美しいハンナ姫
マリア・ケンジョジーナ 作 ; 安達 和子 訳 内容キーワード 「ファンタジー」 「読みやすい」 「短編」 内容 美しいハンナ姫 ; 盗人のクーバ ; 王女さまの手箱 ; ヴォイテックの冬作物 ; 若かったわたし ; クリーメックの息子 貧しい庭師を好きになったハンナ姫、パンを盗んだクーバ、 魔法をかけられた王女さまの手箱、馬にされたなまけ者のヴォイテック、 さらわれた旅篭屋の息子のふしぎな運命など、 ポーランドの作家が語る、民話風のお話六話。 (「BOOK」データベースより) 易しく読める民話、昔話風のポーランドの物語です。 グリム童話やアンデルセンの童話が好きな人、 お姫様の出てくるお話が好きな人、どうぞ。 |
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2008 12,19 08:44 |
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アントン : 命の重さ
エリザベート・ツェラー 著 ; 中村 智子 訳 内容キーワード 「戦争」 「家族」 「切ない」 「本当にあった話」 「生と死」 1939年、「帝国重度遺伝病科学研究委員会」の名のもとに、 障害者の登録機関が設立された。 初期の段階では、3歳未満の子どもだけが登録されていたが、 のちに、もっと大きな子どもも登録されるようになった。 「生きるに値しない生命」と称された子どもたちは、 “幼児・児童専門部”所属の養護・療養施設に入れられ、 そこで計画的に殺害されていった。 これらすべては、極秘のうちにおこなわれていた。 グスタフ・ハイネマン児童文学平和賞受賞作。 (「BOOK」データベースより) 冒頭のページにある文章を読んだら、 今時流行の、命を軽く扱ったSF小説のように思える。 そして目次の次のページで手がとまることだろう。 この本は、ナチスの恐怖政治と戦った、実在した障害者アントンと家族の勇気の物語です。 とても読みやすく漢字には仮名がふられています。 そんな優しい本に、とても戦争の悲しい現実が綴られています。 生きていることは、そんなにたやすいことではないのかもしれません。 |
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2008 12,14 21:15 |
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白いキリンを追って
ローレン・セントジョン 著 ; さくま ゆみこ 訳 内容キーワード 「読みやすい」 「冒険」 「ファンタジー」 「小学生」 孤独な少女がやってきたのは南アフリカの鳥獣保護区。 この動物たちの楽園には誰もが口を閉ざす秘密があった。 ミステリアスな冒険物語。 (あすなろ書房HPより) 11歳のマーティーンは両親を亡くして、祖母の家に引き取られます。 その土地では、白いキリンに乗ることができる子どもは、 すべての動物に対して力をもつと言われています。 突然変わってしまった環境になじめないマーティーン。 白いキリンの伝説に興味を持ち、伝説のキリンを探し始めます。 アフリカが舞台のファンタジー。 小学生からでも読めるような本なのですが、とっても素敵な本ですよ。 |
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2008 12,11 11:02 |
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フィッシュ
L.S.マシューズ 作 ; 三辺 律子 訳 内容キーワード 「家族」 「読みやすい」 「戦争」 「中学生」 日に日に干あがっていく茶色い水たまりで、 きらきら光る魚を見つけた日からはじまった、国境を越える長い旅。 ちょっとふしぎであたたかな、家族の絆の物語。 (「BOOK」データベースより) 隣の国との紛争や内戦が絶えない国に住む家族。 両親は医療関係の仕事で、救援活動をして暮らしていました。 3人の家族は、ついに戦争が近くまで迫ってきたことを感じて、 ガイドを雇い、彼のもつロバとともに国から脱出することにします。 そんな中見つけた、干上がりそうな水たまりにいた一匹の魚。 魚を隣の国の水のある場所に逃がしてやろうとする子ども。 中学生でも読めるような本ですよ。 |
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