フィッシュ　
Ｌ．Ｓ．マシューズ　作 ; 三辺 律子　訳

内容キーワード
「家族」　「読みやすい」　「戦争」　「中学生」

日に日に干あがっていく茶色い水たまりで、
きらきら光る魚を見つけた日からはじまった、国境を越える長い旅。
ちょっとふしぎであたたかな、家族の絆の物語。
（「BOOK」データベースより）

隣の国との紛争や内戦が絶えない国に住む家族。
両親は医療関係の仕事で、救援活動をして暮らしていました。

３人の家族は、ついに戦争が近くまで迫ってきたことを感じて、
ガイドを雇い、彼のもつロバとともに国から脱出することにします。

そんな中見つけた、干上がりそうな水たまりにいた一匹の魚。
魚を隣の国の水のある場所に逃がしてやろうとする子ども。

中学生でも読めるような本ですよ。


ニルスのふしぎな旅 １～４　
ラーゲルレーヴ　著 ; 香川 鉄蔵, 香川 節　訳

内容キーワード
「ファンタジー」

ふとしたいたずらがもとでこびとにされてしまったニルス少年は、
ガチョウに乗ってガンの群れといっしょに
スウェーデン縦断の旅をすることになります。
（「BOOK」データベースより）

主人公のニルスは、動物をいじめてばかり。どうしようもない悪ガキ。
ある日、妖精に出会い、欲深いことを言ったため小人にされてしまいます。

動物の言葉はわかるようになったけれど、小人になってしまったニルス。
いままでにいじめられていた動物たちはニルスに仕返しをします。
そのいじめから逃げ出そうとして、ガチョウとともに旅にでることになります。

動物たちをいじめていたニルスは、ちいさく弱くなることで、
環境のことや、動物のことをしりながら、成長していく話。
アニメにもなったとっても素敵な作品です。
全４巻ですが、読みやすい本なので読みましょう。