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アントン : 命の重さ
エリザベート・ツェラー 著 ; 中村 智子 訳 内容キーワード 「戦争」 「家族」 「切ない」 「本当にあった話」 「生と死」 1939年、「帝国重度遺伝病科学研究委員会」の名のもとに、 障害者の登録機関が設立された。 初期の段階では、3歳未満の子どもだけが登録されていたが、 のちに、もっと大きな子どもも登録されるようになった。 「生きるに値しない生命」と称された子どもたちは、 “幼児・児童専門部”所属の養護・療養施設に入れられ、 そこで計画的に殺害されていった。 これらすべては、極秘のうちにおこなわれていた。 グスタフ・ハイネマン児童文学平和賞受賞作。 (「BOOK」データベースより) 冒頭のページにある文章を読んだら、 今時流行の、命を軽く扱ったSF小説のように思える。 そして目次の次のページで手がとまることだろう。 この本は、ナチスの恐怖政治と戦った、実在した障害者アントンと家族の勇気の物語です。 とても読みやすく漢字には仮名がふられています。 そんな優しい本に、とても戦争の悲しい現実が綴られています。 生きていることは、そんなにたやすいことではないのかもしれません。 天国の五人 ミッチ・アルボム 著 ; 小田 島則子, 小田島 恒志 訳 この物語は、おわりから始まる。 83歳のエディは、偶然の事故であっけなく死んだ。 愛する妻に先立たれ、子供もいない。仕事も希望どおりではなかった。 彼の人生はなんの意味もなかったのか……。 しかし、その死は本当のおわりではなかった。 彼を天国で待っていた五人の人物とは? エディが最後にたどりついたものは? (Amazonより) 古い遊園地ルビー・ピア。 エディはそこで、人生最後の日をすごすことになります。 ルビー・ピアで乗り物のメンテナンスの仕事をしていたエディ。 人生最後の日は、彼の83回目の誕生日でした。 そして天国に行ったエディは、5人の人に会います。 自分の人生にかかわりがあるとは思いもしなかったような人もいます。 人生とは何か。生きるとは何なのか? ファンタジーだけど、とても考えさせられる物語です。 『モリー先生との火曜日』の作者でもあるミッチ・アルボムの作品を読んでみましょう。 |
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