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2008 04,04 21:24 |
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シェイクスピア物語
ラム 著 あらすじで楽しむ世界名作劇場指数 ☆☆☆☆☆ 5 「恋愛」 「短編」 「テレビ番組関連本」 「演劇」 「家族」 まだまだ続く世界名作劇場の本。 クドイと言われても続けます。えぇ、ワタシKYですから。 ある程度今時の作家とか読むと、昔の名作とか読んでみたくなるものですよ。 あと、他人に散々言われると読んでみようとか思ったり錯覚したりするものです。(ナヌ シェイクスピア。なんて有名な作家でしょうか。 知らない人なんていないんじゃないかと思うほど有名な"戯曲作家"ですね。 戯曲。なんじゃそりゃ。 えぇ、そうですね。聞きなれない言葉です。 戯曲と言うのは、劇の台本です。 あまりに有名なシェイクスピアは「小説」の書き手ではないのです。 あらすじ知ってたら読めるかもしれないけど、戯曲はちょっと読みにくい。 なんせ台本ですからね。 南キャン(南海キャンディーズ)の紹介した「ロミオとジュリエット」。 まずはレムの書いた小説形式で読むってのはどうだ? さてこっからはあらすじ。 まぁでも誰でも知ってる『ロミオとジュリエット』。 あらすじって今更いらんか? しかし続ける。 「おぉ、ロミオ。あなたはどうしてロミオなの。」 これは名台詞ですね。 ジュリエットとロミオは、すんごい短い時間しか付き合ってません。 だって出会ってから死ぬまでが、5日ですよ。5日。 どんだけー。 モンタギュー家とキャピュレット家という大金持ちの家に生まれた二人。 それがロミオとジュリエットでした。 大金持ちゆえに、両家は争いが絶えません。 しかし、キャピュレット家のパーティーに忍び込んだロミオは、ジュリエットに恋します。 そして二人は勝手に結婚式を挙げてしまいます。 その後、親友を殺されたロミオは、仕返しとして キャピュレット家のジュリエットの親戚にあたる人を殺してしまいます。 二人の恋の結末は、悲しい終わり方になりますが、 どんな話なのか読んでみると楽しいと思うよ。 このレムの小説には、ハムレットの有名な戯曲が小説となって たくさん入っています。 「生きるべきか、死ぬべきか。それが問題だ。」 これはハムレットだ。しかし名訳だな(巧い翻訳ってこと)。 原著は"To be or Not to be"。 シェイクスピアの作品は本当に歯が浮くような華美な台詞が多いです。 こんなこと言われたら、「どうした?熱でもあるか?」と言いたくなるくらい。 でもそれを敢えて現代で使ってみたらどうだろう。 ワタシは責任を負いませんけどね。 このレムの書いた小説はシェイクスピアの戯曲をとてもわかりやすく書いています。 それでもやっぱりシェイクスピア自体を読みたい人。 こちらはどうですか? 新訳 ロミオとジュリエット (角川文庫) |
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