ぼくたちの船タンバリ　
ベンノー・プルードラ　著 ; 上田 真而子　訳

内容キーワード
「友情」

さすらいの船乗りルーデン･ダッソウが故郷にのこした、小さな帆船タンバリ｡
ルーデンの友人だった少年ヤンは遠い海にあこがれて、
子どもたちだけで船出を計画するが…｡
少年の夢と、それが静かな漁村に巻き起こす騒動を描く｡

タンバリっていうのは船の名です。
ルーデンがしてくれた海の話。そしていつかは海に出ることを夢見る。

ルーデンは亡くなってしまい、船は村に残される。
その船を迷惑に思う村人に代わって少年たちは船の管理をしはじめます。

ルーデンは自由気ままに暮らしてきたから、
村の大人たちには煙たがられています。
まぁそうだわな。

でもこういう大人は子どもからしたら、とても楽しくて頼もしい友人です。
ルーデンの船をヤンは守ることができるのか？