読み上手書き上手　
齋藤 孝　著

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「読む力」「書く力」が人生を左右する
と、書き出しからかなりの先制パンチです。

読む力、書く力。
漠然とした（ぼんやりとしてはっきりしない）表現なので、
自分にその力があるのかないのかさえわかりません。
だからちょっと確認がてら読んでみるか？
この本の中には、「本のポップを書いてみよう」という項目があります。

ポップって知ってますか？
本屋さんなんかで、小さな紙にお薦めポイントを書いてある可愛らしい紙のことです。

読書感想文を書け、と言われると苦手意識ばかり持ってしまう人たちは、
それは反省文を書かされている気持ちになるからではないでしょうか？とあります。

ここはどうだったの？どう感じたの？と
読んだことを証明させられる気持ちになるからではないですか？

確かにそうかもしれないね。
長い文章が面倒なら、読んだ本の紹介を書いてみましょう。

この本のその後の文章に、「古本屋に渡せないほど書き込みを！」とありますが、
図書館の本には書き込みしないでください。