日系人の歴史を知ろう　
高橋 幸春　著

内容キーワード
「新書」　「歴史」　「日本」　「社会」　「国際」

いま日本で暮らす日系ブラジル人の数は31万人を超えるといわれています。
私たちは彼らとどのような社会をつくっていけばよいのでしょうか。
本書では、かつて日本から南米大陸に渡った移民たちの足跡をたどり、
その歴史を学ぶと同時に、異なる文化をもつ人々と
今後、共に生きていくための道を探ります。
（「BOOK」データベースより）

日系人というと、遠いところにいるように錯覚してしまうけど、
実は意外と近くにいるってことがある。
でも、日本にはやっぱり日本人が住んでいる、って意識が強い。
外から来た人は「外国人」というラベル貼りをしていませんか？
国際的にはいまいちなりきれてないような日本ですが、
昔、日本からブラジルに移り渡った人たちがいました。
もちろんその逆もたくさんいたし、今もいるでしょう。

相手を知るときに、思想や宗教、習慣などを知ることは大切です。
日本は文化の違う人たちとも共に生きていけるような国になるでしょうか？
日系の人たちがどんなふうに生活をしたのかを学んでみましょう。
ジュニア新書なので、意外と読みやすいと思いますよ。