マダム・エドワルダ ; 目玉の話　
バタイユ　著 ; 中条 省平　訳

内容キーワード
「文庫」　「大人の恋」　「バイオレンス」

高校生くらいになったら、
オトナが読んで欲しい本ばかり読むなんてツマラナイのではないか。

このバタイユの小説。
オトナからしたら、できたら読んで欲しくない本の部類に入るでしょう。

『マダム・エドワルダ』は、エロスについてだし、
『目玉の話』なんて、エロスの上にバイオレンスである。

エロスもバイオレンスも好きだけど、ライトノベルしか読んでいないヒト。
バタイユを読んだらどう思うんだろうなぁ。

ロマンス小説の七日間　
三浦 しをん　[著]

内容キーワード
「文庫」　「恋愛」　「大人の恋」

同棲中のいまいちパッとしない彼氏。
女性翻訳家の彼女。

ロマンス小説の翻訳中、彼氏が「会社辞めてきた」と言い出します。
小説の中身は素敵な恋愛なのに、
現実の彼氏と自分との関係は、小説と似ても似つかぬ関係。

そんな彼女は、翻訳中の小説にまで影響が出てきます。
明るい恋愛小説を読みたい人におすすめです。

敵影　
古処 誠二　著

内容キーワード
「戦争」　「生と死」

昭和二十年八月十四日。
敗戦の噂がまことしやかに流れる沖縄の捕虜収容所で、
血眼になって二人の人間を捜す男の姿があった。
一人は自らの命の恩人、女学生の高江洲ミヨ。
もう一人はミヨを死に追いやったと思われる阿賀野という男。
男の執念の調査は、やがてミヨのおぼろげな消息と、
阿賀野の意外な正体を明らかにしていく。（新潮社ＨＰより）

戦争という重いテーマの作品ですが、推理小説好きなひとは、
この作家さんは読んでみる価値ありだと思います。

直木賞候補となった作品です。

精霊の守り人　
上橋 菜穂子　著

内容キーワード
「文庫」　「ファンタジー」　「原作本」　「アニメ」　「マンガ」

女用心棒のバルサは、チャグムという皇子を助けます。

チャグムは、水の精霊の卵を宿していました。
その国では、水の精霊を皇帝が倒したとされていたため、
水の精霊に宿られているチャグムのことが邪魔な皇帝に命を狙われていたのです。

チャグムの命を狙う者は他にもいました。
バルサは幼い頃、命を狙われたことがあったため、
同じように命を狙われるチャグムを守ることに決めます。

女用心棒が主人公のファンタジー。アニメ化された原作です。コミック原作にもなってます。

おどろき箱 １　
阿刀田 高　著

内容キーワード
「文庫」　「読みやすい」　「ファンタジー」

少年が手にした不思議な箱。
その中には道具がひとつ入っています。役に立ちそうもない道具。
そしてその道具を使うと不思議なことが起こります。
使った後には消えてしまいます。

読書は嫌い。でも本が読めるようになりたい。
そんな人にはショートショートがおすすめです。

ショートショートって何？って人もいると思いますが、
小説、と構えなくてもいい短い話です。

おどろき箱のショートショートで読書に慣れよう。