2024 11,24 10:57 |
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2008 07,30 23:15 |
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敵影
古処 誠二 著 内容キーワード 「戦争」 「生と死」 昭和二十年八月十四日。 敗戦の噂がまことしやかに流れる沖縄の捕虜収容所で、 血眼になって二人の人間を捜す男の姿があった。 一人は自らの命の恩人、女学生の高江洲ミヨ。 もう一人はミヨを死に追いやったと思われる阿賀野という男。 男の執念の調査は、やがてミヨのおぼろげな消息と、 阿賀野の意外な正体を明らかにしていく。(新潮社HPより) 戦争という重いテーマの作品ですが、推理小説好きなひとは、 この作家さんは読んでみる価値ありだと思います。 直木賞候補となった作品です。 遮断 この本も、太平洋戦争での沖縄戦がテーマです。 死の間際に届いた一通の手紙。 それは、若かったころの戦場を思い出させます。 はぐれた子ども。たった4ヶ月の赤ん坊。 生きていると信じている母親。 そして戦場の極限状態。生への執着。 戦争は体験していない。 けれどフィクションの世界であっても、重くて悲しくて恐ろしい。 |
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