愛の流刑地 (上) (下)
渡辺 淳一　著

内容キーワード
「文庫」　「映画化」　「ドラマ化」　「原作本」　「恋愛」　「大人の恋」

昔は売れていた小説家。今はほとんどの人が知らない。
新作小説が書けない、主人公の村尾菊治。
そんな小説家のファンだった既婚者の入江冬香。
その二人が不倫関係になってしまいます。
あまりにも激しい愛に菊治は冬香を殺してしまうっていう話。

映画の原作になった本ですが、
昼メロ好きな人、不倫の恋が好きな人はお読み下さい。

金色夜叉　
尾崎 紅葉　著

内容キーワード
「文庫」　「難読」　「恋愛」

尾崎紅葉の代表作であり、未完の作品。
貫一とお宮と言えば、ユニコーン（奥田民生いたグループ）の歌にも出てきた。
まぁ今の高校生はユニコーンを知らないだろうとは思うけど。

貫一とお宮は許嫁（結婚を約束した仲）であったが、
お宮は、親の言いつけによって
お金持ちの富山のところに嫁がされることになる。

動物記　
新堂 冬樹　著

内容キーワード
「文庫」　「読みやすい」　「ファンタジー」
「泣ける」　「生と死」　「切ない」　「犬」

新堂冬樹さんといえば、裏社会を描いた推理小説が多かったのですが、
あるときから、とても涙なしに読めないような純愛小説を書いている人です。

この『動物記』は、動物ファンタジーとでも言いましょうか。
『シートン動物記』の影響を受け、ずっと書きたかった作品だそうだ。
野生の動物たちが主人公の本です。
動物は、熊と犬とプレーリードッグ（リス？）の話、３話です。

ブルーベリー　
重松 清　著

内容キーワード
「短編」　「友情」　「切ない」

１９８１年。進学がきっかけで上京をした。
東京の街で出会った人。そして別れ。

ちょっと昔の日本。
高校生はまだ生まれていない時の東京が舞台です。
時間の流れが徐々に進む連作短編集です。

大人になるのが嫌だーと思っている人たち。
年を重ねるのも悪くないですよ。
思い出が多くなると強くなれたりもするのです。

高校生が読むより大人のほうが楽しめるかもしれません。

ＳＦはこれを読め！　
谷岡 一郎　著

内容キーワード
「新書」　「ＳＦ」　「読書のすすめ」

大阪商業大学の教授で学長の谷岡一郎さんの著作です。

エスエフって何かわかりますか？
ファンタジーとの境界線が曖昧になる作品も多いのですが、
ＳＦというのは、タイムマシンやタイムスリップのようなものや、
医療技術や科学技術で起こる事件を取り扱ったような作品のことです。

まぁどっちかってーと男の子の方が好きかも。
もちろん女の子で好きな人もたくさんいるけどね。

ＳＦってどんなものか、おすすめのＳＦ本を紹介してあります。
興味がある人、ＳＦ小説を選ぶときの参考にしてください。