2024 11,24 12:22 |
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2008 12,07 15:03 |
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秋の牢獄
恒川 光太郎 著 内容キーワード 「ファンタジー」 「ミステリー」 十一月七日、水曜日。女子大生の藍(あい)は、 秋のその一日を、何度も繰り返している。 毎日同じ講義、毎日同じ会話をする友人。 朝になれば全てがリセットされ、再び十一月七日が始まる。 彼女は何のために十一月七日を繰り返しているのか。 この繰り返しの日々に終わりは訪れるのだろうか――。 (「BOOK」データベースより) 時間が繰り返されるという物語は、今までにも小説やドラマにされているけれど、 この本ではたった1日が繰り返されます。 最初のうちは、同じ十一月七日を繰り返していることを楽しみます。 買い物をしたり、映画を見たり。 しかし買い物したコートは、次の日にはなくなっていて着られないし、 聞こうと思ったCDだって朝になったら消えてしまっています。 推理小説ではないですが、先の読めないミステリー作品であり、 ファンタジックな幻想小説です。 「秋の牢獄」「神家没落」「幻は夜に成長する」3編が収録されています。 初の単行本で、直木賞候補になった『夜市』を書いた作者の 三作目の作品を読んでみましょう。 |
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