白河夜船　
吉本 ばなな　[著]

内容キーワード
「文庫」　「恋愛」 「短編」　「生と死」　「切ない」

白河夜船　：　熟睡して何も知らないこと。何も気づかないほどよく寝入っている。
（Ｙａｈｏｏ！辞書より）

身近な人を失ってしまった後の時間。その痛みを切なく描いてあります。
全体的に暗くて悲しい物語だけれど、
読み終えた後は、静かな気持ちになれると思います。

３つの短編作品が入っています。
手に取りやすい厚さの本ですよ。

ぶらんこ乗り　
いしい しんじ　著

ちょっと不思議な弟。
いろんなことをわかりすぎてしまう弟は、しゃべらない。
けれど、動物とは話せる。
そして物語を書くこともできる。

突然いなくなってしまった弟の残した日記帳。
そこに書いてあったことで、真実をしることになる。

姉の一人語りで綴られる物語です。
ファンタジックな設定なので、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、
はまれば、いしいしんじさんの他の作品も読みたくなるでしょう。
一度読んでみてね。