正義のミカタ : Ｉ’ｍ ａ ｌｏｓｅｒ　
本多 孝好　著

内容キーワード
「青春」

正義の味方になりたい
と思った人はたくさんいるはず。というか、一部を除いてはほとんどがそうかも。
正義の味方が近くにいたらなぁ
そう思った人もたくさんいるはず。そっちの方が楽かもね。

ただ、自分の周りのクラスの連中を見ても、
自分の行ってる行動を省みても、
この世の中に正義なんてないんじゃないか、って思ってしまう。

テレビで流されるニュースも特番も
悲しいことやどうしようもないことで溢れている。
正義ってなんなんだろう。

主人公はいじめられっ子だった過去を持つ大学生。
生まれ変わろうとしても身近に過去を知る人がいる。

話はハッピーエンド・・・かなぁ。
正義のミカタが登場して、チャンチャン。
って終わりではありません。

でもこれって大人になったときに読むほうがいいのか、
青春真っ只中の君たちが読むのがいいのか。
青春って言葉は今死語ではないのか、とか考える作品。（違

男の子も女の子も。正義を信じている子もいない子も。
とりあえず読んで自分の中の正義を考えてみるのはどうだろう？