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2008 12,18 09:11 |
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時の扉をくぐり
甲田 天 作 ; 太田 大八 [絵] 内容キーワード 「読みやすい」 「ファンタジー」 「絵画」 「時代小説」 おいらは佐吉。お師匠さま・広重先生のとこで、見習い絵師をしてる。 ある晩、庭にあらわれた見たこともない赤毛の男に、 お師匠さまもおいらもびっくりぎょうてん、腰をぬかしちまった。 けど、その男の話は、もっとたまげるものだったんだ。 で、その男の願いに心をうごかされたお師匠さまに連れられて、 おいらたちは信濃にいる、北斎先生を訪ねる旅に出ることになったのさ。 第9回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞。 (「BOOK」データベースより) 赤毛の男、ゴッホの幽霊が突然現れる時代小説です。 ゴッホやゴーギャンなどの画家に大きな影響を与えた日本の浮世絵。 その作者が生きた時代に、西洋の画家が現れるっていう奇想天外な話。 幽霊が時空を超えてまで会いたかったもの。 そこにみえるのは、絵かきの情熱です。 時代小説ですが、とても読みやすい本です。 氷石 久保田 香里 作 : 飯野 和好 [画] 「これがほしいの」宿奈がさしだした手の上に、千広が売った小石がのっていた。 「疫病に効くとか大神のご加護とか、全部、空言なんだぜ」 「知ってる。それでもかまわない。つるつるしていて、 まるで水晶みたいでしょう。水晶のこと、氷石ともいうのだって…」 ひたむきさを失いかけた少年に訪れる、天平九年の夏の出会い。 (「BOOK」データベースより) 都が奈良にあった平城京の時代。 天然痘という病気が大流行して、たくさんの人が命を落とします。 父は遣唐使として唐に向かったままで、いつ帰ってくるのか不明。 母は流行病の天然痘で死に、ひとりで生きていこうとする少年。 少年はインチキな商売を始めるけれど、それはバレてしまいます。 助けてくれようとする従兄弟の少女。 少年が一生懸命に生き、成長していく物語です。 |
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