2024 11,24 20:55 |
|
2008 08,21 23:19 |
|
彼岸過迄
夏目 漱石 著 内容キーワード 「文庫」 「恋愛」 「悩み」 誠実だが行動力のない内向的性格の須永と、 純粋な感情を持ち恐れるところなく行動する彼の従妹の千代子。 愛しながらも彼女を恐れている須永と、彼の煮えきらなさにいらだち、 時には嘲笑しながらも心の底ではひかれている千代子との恋愛問題を主軸に、 自意識をもてあます内向的な近代知識人の苦悩を描く。 須永に自分自身を重ねた漱石の自己との血みどろの闘いはこれから始まる。 「須永の話」という項目が、2008年1月19日のセンター試験に出題されました。 漱石の三部作と言えば、『三四郎』、『それから』、『門』。 そして後記三部作は、この『彼岸過迄』と、『行人』、『こゝろ(こころ)』です。 難しい漢字や、読みなれない読みの漢字にはルビ(ふりがな)がふってあります。 漱石作品、一度は読んでみてね。 漱石 : 母に愛されなかった子 三浦 雅士 著 漱石は母に愛されていなかったのではないか、と言う仮説を 生い立ちや作品から検証したものです。 こういう内容のものは、インターネットで調べれば簡単に出てくるよって思う人。 それも構わないんだけれど、インターネットの情報は真偽が曖昧なものもあります。 何かを調べるときは、それぞれのツールのいいところを利用してね。 Bibliothekarinは高校一年生のときの、『こゝろ』が夏の読書課題でした。 大して面白くないだろうと読み始めた作品に衝撃を受けたこと、今でも覚えています。 昔の作品侮る(あなどる)なかれ。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR]
PR |