彩雲国物語 : はじまりの風は紅く　
雪乃 紗衣　[著]

内容キーワード
「文庫」　「アニメ」　「原作本」　「恋愛」　「笑える」

秀麗は彩雲国でもピカいちの名家・紅家のお嬢様。なのに家計は火の車。
明日のごはん代を稼ぐため、舞い込んだオイシイ話に飛びついたのはいいけれど、
その依頼ときたら即位間もない「ダメ王様」教育係で、
しかもお仕事期間中は貴妃として後宮に入れというものだった。
ほかに妃嬪のいない空室アリの後宮で、
まったく女に興味ナシの困った王様と秀麗師の、奇妙な関係が始まる！
（「BOOK」データベースより）

舞台は中国っぽいのですが、彩雲国という国。
国内にいくつかある名家のうちでもトップクラスの家柄なのに、
秀麗の父はあまりお金にも地位にも名誉にも興味のないちょっと浮世離れした人。

もらえるはずのお給料、碌もろくろくもらわずにいても、平気な父。
家の中は火の車（家計が苦しくてお金がない状態のこと）。
そんな中でも唯一家に仕えてくれる静蘭。

三人で必死に働いていたところに、べらぼうに高い給料を出すというお話が舞い込みます。
それは即位してからフラフラして腰の据わらない王の教育係。
今は亡き母に、礼儀作法を厳しくしつけられ、
学者肌の父に教育を受けた秀麗を見込んでの話です。

お金のために働きます！と後宮に上がることになります。
王様は、まだ１９歳と若く、しかもイケメン！
１６歳の秀麗は王様を教育できるのでしょうか？

時代小説っぽいけどコミカルで笑える箇所もあり、恋愛っぽいけどシリアスなところもあり。
まぁライトノベルと言われる分野の本が大好きな人は読んでみよう。

ちょっと登場人物の名前の漢字が難しい・・・。

しかし・・・このシリーズも長いなぁ・・・。
買うのが大変そうだ。というか装備が・・・。仕事がんばらにゃー。