半島を出よ　
村上 龍　著

内容キーワード
「バイオレンス」

ちょっと前の作品を紹介。

部隊は２０１１年の日本。
北朝鮮の「反乱軍」を名乗る部隊に、福岡ドームが占拠されます。
そしてその後特殊部隊も乗り込んできて、市街が占拠されます。
テロリスト　VS　日本政府。

（２００５年発売）
当時シュミレーション作品として話題になりました。
ありそうな設定だから恐ろしさがありますが、あくまでフィクションですからね。

これは個人的感想なんですが、日本人作家としてはかなり強烈な個性です。
貸出傾向を見ていると男性読者の方が多い気がします。

んー。これを薦めていいものかどうか。
中にはバイオレンスな描写があるのよね。村上龍さんの本は。
出てくる小道具もそうだし、登場人物の行動もかなりヤバい。ってか怖い。
実は高校生に薦めなくてもいいんじゃないか？ってくらいなのよね。
ただ、バイオレンスであるから読むべきじゃない、ってのも違うんだよね。

読み手によっては、最後まで読めないかもしれない・・・。
ちなみに上下巻あります。