2024 11,24 07:16 |
|
2008 12,07 19:19 |
|
「玉砕総指揮官」の絵手紙
栗林 忠道 著 ; 吉田 津由子 [編] 内容キーワード 「文庫」 「原作本」 「映画化」 「家族」 「戦争」 映画「硫黄島からの手紙」での栗林忠道の書いた手紙。 それを集めて一冊の本にしてあります。 父の不在に対して、さみしい思いをしないようにと息子に宛てた手紙。 家族に対してのユーモアのある文章と、 あまり上手とはいえないけれど、とても味のある絵。 もっと厳格な日本男児の手紙かと思っていましたが、 あまりにもやわらかいイメージであることに驚くでしょう。 戦争の持つイメージは、遠くて悲しくて恐ろしい。 でも実際は、家族や兄弟や恋人がある人たちが、 国のために、誰かを守るために、同じ様に何かを守る人たちと戦うことです。 自分の身近にいる、優しい人たちが死んでしまうことです。 悲しいことから、恐ろしいことから、目をそらさずに ついほんの少し前に起こった日本人のことを考えましょう。 告白 チャールズ・R・ジェンキンス 著 ; 伊藤 真 訳 曽我ひとみさんの夫であるチャールズ・R・ジェンキンス氏の 北朝鮮に渡った理由や、北朝鮮での生活のことに関する手記です。 北朝鮮の拉致被害者の家族の方々が、 メディアを通じて悲痛な叫びを発信しておられることを、 今の高校生はどう感じているのでしょうか? 人は、実際に体験したり、身近で起こったことでなければ、 なかなかリアリティーを感じることができません。 繰り返されるニュースに、なんだか遠くの国のお話のような ドラマを見ているような感覚をもつものではないでしょうか? 北朝鮮に日本人が、拉致という形で人権を無視して誘拐された事実。 拉致された国と、拉致された国のこと。 経験しないとわからないことばかりです。 しかし、だから「知らないこと」としていいわけではない。 北朝鮮という謎の多い国のことを知ってみましょう。考えてみましょう。 そして、真実は何なのかを想像してみましょう。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR]
PR |