ムーミン谷の彗星(ムーミン童話全集 1)　
トーベ・ヤンソン　著 ; 下村 隆一　訳

内容キーワード
「読みやすい」　「ファンタジー」　「アニメ」

ムーミン！カバの妖精（違）。
ムーミンは決してカバの妖精ではありませんよ！

名前は知ってるけど、ムーミンの内容をよく知らない人たち。
読んでみてください。
字も大きくて読みやすい。そしてイラストが可愛い。

そしてムーミン谷の住人の、なんとも言えないテンポと雰囲気。
主人公ムーミン・トロール。臆病者のスニフ。そして自由の人スナフキン。
子ども向けだと思ってはいけません。
物語の中には深い台詞が散りばめられていますよ。
ムーミンはフィンランドの作家トーベ・ヤンソンによって描かれた作品です。
しかしトーベ・ヤンソンは、スウェーデン語が得意だったので、スウェーデン文学に分類されることもあります。
まぁそんな図書館でしか用のない情報は置いておいて。

巻数は発行された順なので、第二巻『たのしいムーミン一家』から読んでもいいかもしれません。

第一巻あらすじ。
登場人物ムーミン・トロール（主人公）は、彗星が落ちてくることを知り、天文台に出かけます。
冒険しながら、天文台にたどり着き、やはり彗星が落ちてくることわかります。
そしてそのことを知らせるため急いで谷に戻ります。

スナフキンもスニフもいい味を出しています。
そして谷に戻った後、ムーミンママの行動が、大阪のおばちゃんのようで好感がもてました。