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2009 05,09 09:41 |
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ドリアン・グレイの肖像
ワイルド 著 ; 仁木 めぐみ 訳 内容キーワード 「文庫」 「絵画」 「ファンタジー」 美貌の青年ドリアンと彼に魅了される画家バジル。 そしてドリアンを自分の色に染めようとする快楽主義者のヘンリー卿。 卿に感化され、快楽に耽り堕落していくドリアンは、 その肖像画だけが醜く変貌し、本人は美貌と若さを失うことはなかったが…。 (「BOOK」データベースより) 物語は会話でかなり進んでいきます。 そういう物語に慣れていない人は読みにくいかも。 美しい青年ドリアンは、肖像画になった自分は美しいままなのに、 自分はやがて年をとり老いていくことを恐れます。 肖像画のように美しいままでいられるなら、何でもするのに。 そう思っていたら、本当に絵が老いて、自分は美しいままとなります。 ちょっと不思議で怖い話。 プークが丘の妖精パック キプリング 著 ; 金原 瑞人, 三辺 律子 訳 ダンとユーナの兄妹は、丘の上で遊んでいるうちに偶然、 妖精のパックを呼び起こしてしまう。 パックは魔法で子供たちの前に歴史上の人物を呼び出し、真の物語を語らせる。 伝説の剣、騎士たちの冒険、ローマの百人隊長……。 兄妹は知らず知らず古き歴史の深遠に触れるのだった。 (Amazonより) シェイクスピアの『夏の夜の夢』を演じていた兄妹は 妖精パックを呼び出してしまいます。 パックって言うのは、シェイクスピアの喜劇『夏の夜の夢』に登場する妖精。 劇中でいたずら好きのパックは事件を巻き起こしますが、 この物語の中では、イギリスの歴史上の人物を呼び出します。 光文社の古典新訳文庫は、いままでに翻訳されていたものを 新訳として発行しているのですが、この本は初翻訳作品。 イギリスの歴史に興味がある人は、楽しく読めると思います。 |
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