プチ修行　
小栗 左多里　著
『こんな私も修行したい!精神道入門』(2004年6月刊)の改題

内容キーワード
「文庫」　「読みやすい」　「宗教」　「笑える」　「エッセイ」

『ダーリンは外国人』などのコミックエッセイを書いた著者が
解脱したい！と、一日体験できるお寺などに「修行」に行くエッセイ。

とりあえず、笑えます。
修行とか聞くと難しい本に思えますけど、この本は笑えます。
イラスト（というよりマンガ）がたくさん入っているだけじゃなくて、
本当に普通の人が「プチ修行」に出たら思うだろうことが書いてあります。

大体、音を出さずに「沢庵」食べろとか言われても無理。
その上超エラそうに指図してたその人がただの常連さんとかありえません。
これは新着図書ではありませんが。
１５歳の「お遍路」 : 元不登校児が歩いた四国八十八ヵ所　
岡田 光永　著

こっちの本は、１５歳の子が、お遍路に挑んだノンフィクションです。
「お遍路」というのは四国の八十八ヶ所のお寺をめぐることですね。

本来は歩いて行うものだったのですが、今はバスツアーとかがあります。
でもこの子は歩いてます。

昔、歩いて「お遍路」を行うと死者が出たりするほど過酷なものでした。
今だってその距離自体は変わっているわけじゃないから、すごいことだ。
現代人は１４００キロとか、普通には歩けんだろう。

逆に回ると死者が生き返るとかいう話があったが、
今も「お遍路」には不思議なことが起こることがあるみたいだよ。