思春期ってなんだろう　
金子 由美子　著

内容キーワード
「新書」　「悩み」

思春期と呼ばれるのは、第二次性徴と呼ばれる時期。
体の変化とともに、子どもから大人に変わる間とされます。

作者は中学校の養護の先生。
こころも体も変化していく時間を、豊かに過ごしましょうと書いてあります。
大人になるための素敵な時間だと書いてあります。

その時間をどんな風に考えていますか？
大人と子どもの間と言われて、どっちなんだと言いたくなることもあると思います。
思春期と呼ばれる時間を、否定的な考えるのではなくて、
肯定的に、プラスに考えるのに参考になるかもしれません。

〈いい子〉じゃなきゃいけないの？　
香山 リカ　著

ちくまプリマーの新書は読みやすいです。
そして中学生くらいからでも手に取りやすい新書です。
興味の持てそうなテーマもたくさんあります。

メディア出演の多いお医者さんである香山リカさんが、
「いい子」であることの良し悪しを書いています。

Bibliothekarinは、「いい子」を「演じていた」と思える時期がありますが、
今は全く好き放題の楽天的な性格になってしまいました。
それを“良い”と考えるか、“悪い”と考えるか。
人それぞれだと思いますが、私は今の自分が好きだなぁと思います。

いろんな人に出会って、何冊かの素敵な本にも出会って、
時間が流れた結果、今の自分が作られたんだと思います。
迷っている人、考え込んでしまう人、タイトルに惹かれた人。
とりあえず読んでみてはいかがですか？