不可能性の時代　
大澤 真幸　著

「新書」　「日本」

今の日本は不可能性の時代だ、という。
戦後から２５年ずつで、
「理想の時代」、「虚構の時代」、「不可能性の時代」とする
それは著者の考えではなくて師匠にあたる人のアイデア。

ざっくりと２５年で考えて現代日本をまとめた本です。
幅広く様々なことがらを挙げてあります。

「現実から逃避」するのではなく、「現実へと逃避する」者たち。
ちょっと偏った意見かもしれませんので、さらりと読んでください。
フリーター・ニートになる前に読む本　
鳥居 徹也　著

フリーターになるって、簡単に言う人がいますが、
その真意は「考えなくてもなれるから」ですか？
それとも本気でフリーターを目指していますか？

ニートになる、って人もいますが、
それってやりたいことがないから死ぬまで適当に暮らすってこと？
やりたい事があるけど、もうすでにあきらめてるってこと？
それとも何か見つけるために本気で考えるってことですか？

別に何か「ラベル」つけられるような仕事だったり学校に行けとも思わないけど、
お金がすべてだとは思わないけれど、無駄な時間も大事だと思うけど、
ちょっと本当に考えてみませんか？
フリーター・ニートに本当になることを。

基本的には経済的なことが書いてあるので、
やっぱり世の中お金かよ、と思ってしまうかもしれませんね。

たまには、遠い未来を考えてみるのも必要なときがあると思います。
お金がなくても、やる気がなくても、自由は得られると思っている人。
この本をちょっと読んでから考えてみよう。