走れ！Ｔ校バスケット部　
松崎 洋　著

内容キーワード
「スポーツ」　「青春」　「高校生」　「読みやすい」

この本は、クチコミで広がった人気により書籍化された本です。
主人公はイジメによって公立高校に転入してきた主人公が
バスケットボール部を悩んだり迷ったりしながら作っていく話です。

個性豊かな登場人物たちと共に頑張るサクセスストーリー。
ちょっと漫画的展開なのは否めませんが、楽しく読める本ですよ。

実は２、３と続編のある本なのです。
長いなーと思う人もいるかもしれませんが、
読書嫌いな人でもサクッと読めるはずですよ。

少女　
湊 かなえ　著

内容キーワード
「生と死」　「怖い」

高２の夏休み前、由紀と敦子は転入生の紫織から衝撃的な話を聞く。
彼女はかつて親友の自殺を目にしたというのだ。
その告白に魅せられた二人の胸にある思いが浮かぶ――
「人が死ぬ瞬間を見たい」。
由紀は病院へボランティアに行き、重病の少年の死を、
敦子は老人ホームで手伝いをし、入居者の死を目撃しようとする。
少女たちの無垢な好奇心から始まった夏が、複雑な因果の果てにむかえた衝撃の結末とは？
（Ａｍａｚｏｎより）

こちらも暗い話です。
主人公が高校生の女子なんだけど、この話は
現役高校生とか同世代の子達は一体どう感じるでしょうね。
共感？それとも嫌悪？

思春期には、永遠について考えたり、死について考えたりしてたことを思い出します。
大人になった今は考えなくなったかって？
それは君達が大人になったらわかるだろうね。

贖罪　
湊 かなえ　著

内容キーワード
「生と死」　「怖い」

取り柄と言えるのはきれいな空気、
夕方六時には「グリーンスリーブス」のメロディ。
そんな穏やかな田舎町で起きた、惨たらしい美少女殺害事件。
犯人と目される男の顔をどうしても思い出せない
四人の少女たちに投げつけられた激情の言葉が、
彼女たちの運命を大きく狂わせることになる―
これで約束は、果たせたことになるのでしょうか？
衝撃のベストセラー『告白』の著者が、
悲劇の連鎖の中で「罪」と「贖罪」の意味を問う、迫真の連作ミステリ。
（「BOOK」データベースより）

今年度の卒業生になってしまったけれど、これは生徒の希望図書です。
（ブログの更新が遅れたが）用意できてるよー。
湊かなえさんはちょっと暗めの話を『告白』で描いていましたが、
この話も人間のダークサイドを描いてあります。
くらーい話が好きな人はどうぞ。

京大少年　
菅 広文　著

内容キーワード
「笑える」　「読みやすい」　「高校生」　「マニュアル本」

ベストセラー『京大芸人』に続く、待望の爆笑小説第2弾！
ロザン・菅が描く、「京大芸人・宇治原ができるまで」。
（「BOOK」データベースより）

高校生の皆さんはどう思ってるかわからないけど、
「大人になったら勉強しなくていい」なんてことはないのです。
その証拠に大人の勉強法的本はたくさん出版されてます。
それって売れてるってことだからね。

京大・府大に入学しながらお笑い芸人になったロザン。
その後は楽な道じゃなかったってのは、関西に住む人ならわかるはず。

高学歴お笑い芸人が書いた本。わかりやすくて笑えます。
読書が苦手な人こそ読んでみてくださいね。

京大芸人　
菅 広文　著

内容キーワード
「笑える」　「読みやすい」　「高校生」　「マニュアル本」

本校では、基本的にタレントの書いた本は入れません。
でもこの本、市立図書館での予約待ちはすごい数だし、
一応勉強法も書いてあるので購入しました。
まぁ今年は生徒会費が去年より多かったってのもあるんだけどね。

京大出のお笑い芸人として、クイズ番組にひっぱりだこの宇治原さん。
その相方の菅さんが書いた本です。
同級生だった二人の笑えるエピソードや、勉強方法など。
実はちょっと「へー」と思う要素が多々あります。

ただね。
宇治原さんと同じ勉強法をできるかって言われたら・・・大変だと思うよ。

エリート高校に通ってる、普通に受験してる主人公の本って意外と少ない。
二人の高校時代のエピソードなので共感できることも多いはず。
普通に笑える本として読めるので、気負わずに読んでください。