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2008 11,29 23:58 |
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GOTH(ゴス) : 夜の章
GOTH(ゴス) : 僕の章 内容キーワード 「文庫」 「原作本」 「映画化」 「怖い」 「バイオレンス」 「ミステリー」 「マンガ」 連続殺人犯の日記帳を拾った森野夜は、 次の休日に未発見の死体を見物に行こうと「僕」を誘う…。 人間の残酷な面を覗きたがる者〈GOTH〉を描き 本格ミステリ大賞に輝いた乙一の出世作。 (Amazonより) 乙一さんの作品は、人間のダークな面を描いた黒乙、 人間のピュアな部分を描いく白乙と呼ばれ、 二つの要素を作品によって描きわけておられました。 最近は、どちらかの要素のものばかりではありませんが、 『GOTH』は、黒乙。 ダークサイドの人間らしさを描いたものであるといえます。 乙一作品は次々と映画化され、『GOTH』も12月公開予定です。 本郷奏多(ほんごうかなた)君が主演。 マンガ化もされています。 単行本では1冊でしたが、文庫化にあたって2冊に分冊されました。 登場人物は僕。 死体やグロテスクなものに興味を持っています。 クラスメイトとはそれとなく距離をおいていた彼ですが、 森野夜に、その趣味を見抜かれます。 その後、二人が遭遇する事件が短編で描かれています。 描写はグロテスクで、高校生が読むのはなぁと思っていたのですが、 お涙ちょうだいの「死」ばかりが描かれる中、 淡々と死体を描写したこの作品はとてもおもしろいと、 よその学校の先生がおっしゃっていたので購入しました。 死はおもしろいものではないけれど。 決して涙だけが正しいとされるものでもない。 話自体は面白い展開ではありますが、 グロイ描写が苦手な人は読まないでおきましょう。 |
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