１４歳　
千原 ジュニア　著

内容キーワード
「タレント本」　「中学生」　「家族」　「切ない」

お笑い芸人千原兄弟。
弟の千原ジュニアは、エリート中学に進学したものの、
登校拒否になってしまいます。

自伝的小説となっているので、共感できる人も多いはず。
中学生の気持ちを大人が必ずわかってくれるわけではないことや、
大人の何気ない行動に対して素直になれることがあることなど描いてあります。
迷いや葛藤を抱えることから抜け出す手段になるかどうかわからないけれど、
人生はそんなに悪いばかりじゃない、とでも思ってもらえたらいいと思います。

勉強ができなくても恥ずかしくない １ : どうしよう･･･の巻　
勉強ができなくても恥ずかしくない ２ : やっちまえ！の巻
勉強ができなくても恥ずかしくない ３ : それからの巻
橋本 治　著

この本のタイトル。
手に取ること、ましてや貸出することさえはばかれるかもしれません。
勉強ができないことは恥ずかしいことですか？

新書なので、みんなの目につくところにはないかもしれません。
でもぜひ読んでほしい。

「勉強ができたからってなんだっていうんだ」と思う人もいるでしょう。
「勉強しなさい」とばかり言うお父さんお母さんに悲しくなる人もいるでしょう。

勉強なんてしなくてもいいや！っていうための本ではないけれど、
自分が言われて悲しいと思ったことを、
全く違う他人が考えたことがあるってことを知るだけで楽になることがあるかもしれません。

勉強が出来なくてもいいと思う。
そう言っているわけじゃないけれど、できないからってダメなわけじゃないよ。
全部で３冊だけれど、できたら３巻まで読んでみてください。