蒲生邸事件　
宮部 みゆき　著

内容キーワード
「文庫」　「ＳＦ」　「歴史」　「日本」　「戦争」

舞台は二・二六事件の起こった昭和１１年の日本。
主人公はタイムトラベルしてしまった高校生。

近現代史ってのは学校ではあまり丁寧に勉強しないことが多いのですが、
敗戦に向かう日本。そしてその戦渦の民衆が描かれています。

もし自分がタイムスリップしたなら、原爆投下を止められるか。
もし自分がタイムスリップしたなら、戦争自体を止められるのか。
考えたことはありませんか？
かなり読みごたえのある厚さの文庫になっていますが、人気作家の宮部みゆき。
頑張って読んでみよう！
この本は、図書委員交流会で、他校の生徒が紹介してくれた本です。
宮部みゆきさんは、『ブレイブ・ストーリー』や、『模倣犯』のような映画の原作も書いています。
そしてかなりのゲーマーらしく、『ＩＣＯ（イコ）』という小説も書いています。

そういう作品からすると、ちょっとイメージが違うかもしれませんが、
近現代史を勉強するのは面倒でも、ＳＦ小説だったら読みやすいですよ。

あ、この本はフィクションですよ。一応言っておく。