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2008 11,08 20:58 |
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インザ・ミソスープ
村上 龍 著 内容キーワード 「文庫」 「原作本」 「映画化」 「バイオレンス」 「怖い」 子どもの殺人に原因はないよ、 幼児が迷子になるのに原因がないのと同じだ。 親が目を離したから? それは原因じゃなくて子どもが迷子になる過程の一つにすぎない…。 (「MARC」データベースより) 外国人相手に、風俗観光のガイドをしている日本人ケンジ。 フランクという外国人に依頼され、ガイドを行ううち、 彼がどこか奇妙な人物であることに気づきます。 そして、その奇妙な外国人フランクが突然行う殺戮。 グロテスクな描写が苦手な人は読まないでください。 小説の中だけで行われている殺人・・・のはずだったのに、 世の中では残虐な殺戮が続けざまに起こっている。 ずいぶん昔の作品なんだけれども(1997年刊)、映画化が決定しました。 公開予定は2010年予定の、「The miso soup」。 韓国・フランス・ドイツ合作の、サイコサスペンス映画になる予定です。 この作品は、現実感というものがいったい何なのか、 日本と言う国における平和とは、どこにあるのか、 平衡感覚を失ってしまうようなバイオレンスな作品です。 しかし残虐な殺人は、実際に平和に見える日本で起こっています。 とても考えさせられる作品ではあるけれど、 グロい描写が苦手な人は、やめた方がいいでしょう。 読売文学賞受賞作です。 |
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