図書館の仕事

本が収まっている棚のことを「書架」と呼びます。
そしてその書架の図書を分類順どおりに整理整頓することを
「書架整理」と呼びます。

書架にある図書には住所が決まっています。
本の住所のことは「分類記号」で表してあります。
その住所を探して本のある場所を探します。

正しい分類順で書架に図書がないと探せなくなります。
利用者によっては正しく戻さない、
もしくは戻せなくて適当に戻してしまう人もいるので
書架整理は頻繁に行う方がいいです。

書架整理という作業は忙しいとなかなかできなくなってしまうので、
気づいたら戻す、気づいたら整頓する、という風に
司書には習慣になっているともいえる仕事です。
私は公立図書館に行っても、たまにやってしまいます。

そして本の大きさはそれぞれ違うので、
書架の棚の手前に揃えて並べるようにしてます。
それを面合わせ（つらあわせ）と呼んでいます。

だから利用してくれる生徒で分類を理解できている人は
間違った場所にある本に気づいたらちょっと直してくれると嬉しいです。