2024 11,24 02:07 |
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2008 06,22 21:52 |
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図書館の仕事
久しぶりに図書館の仕事シリーズ。 昔の図書館の本は、貸出カードというもので貸し出ししていましたが、 今はバーコードを読み取る電子化が進んでいます。 貸出カードは貸出カードで素敵だけどね。 利便性を考えたり、個人のプライバシーを考えたらもうあの作業はできないな。 貸出するために、本の所有を表すために、 ○○図書館、というハンコが押してあったり、シールが貼ってあったりします。 その作業手続きのことを「装備」と呼んでいます。 本校の図書の装備は、形体によって多少の違いがありますが、 主に以下の6作業を行っています。 ・ラミネートフィルム貼り(図書の周囲を覆う透明フィルム貼り) ・登録番号(裏見返し、表紙) ・受け入れ日印(書誌作成) ・分類番号貼り、コーティング ・天地印(本の上下部分にハンコ押し) ・最終確認作業(本の情報と登録番号が一致しているかどうかの確認) 禁帯出(参考図書等の貸出ができない本)には「禁帯出」というシールを貼ります。 ま、一番時間がかかるのはラミネート貼りです。 以前の本はラミネートしてなかったのですが、すぐボロボロになっているのを 見るに見かねて・・・(泣) それなのに生徒には「中学の時はカバーしてあったのに」と ラミネート自体気付かれていなかった、ということはショックだったよ・・・。 きっと今もそう思っている子はいるんだろうね・・・。 よく見ろ(笑) しかしこの装備作業は図書館によって様々です。 大学にいたときは、タトル入れって作業があったよ。 それを図書1冊1冊に装備するから、 入退場ゲートでピーピーと反応するようになる。 この間行った中高一貫校図書館では、ラミネートを貼ってませんでした。 カバーも帯(本の説明が書いてある紙)もそのままで 登録番号が裏見返しに貼ってあるだけでした。 「本が傷んでいくことも、古いことも感じるため」だそうです。それもとても素敵。 ・・・・本校もそうしようかな・・・・と思ったんだけど、 うちは「図書館の本を借りている」っていう感覚が好きだ、という子が多いので ラミネートを貼らなくちゃいけないだろうなぁ・・・。 好きだ、という感覚はなにより大切だと思う。 |
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