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2008 08,10 00:00 |
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食堂かたつむり
小川 糸 著 内容キーワード 「生と死」 「泣ける」 「料理」 「ちちんぷいぷい本屋さん」 本の帯(本のカバーより小さい紙で、キャッチコピーや内容が書いてある紙)に スピッツの草野マサムネさんと、 ポルノグラフィティの岡野昭仁さんのコメントがあります。 「食べる」ことは愛することであり、愛されることであり、 つまり生きることなんだって改めて教えられる素敵な物語でした。 草野マサムネ(スピッツ) 毎日口にするごはんにこんなに物語がつまっているなんて気がつかなかった。 これからは大きな声で「いただきます」と言いたい。 岡野昭仁(ポルノグラフィティ) これだけでも読みたくなるでしょ。 もう半分の帯には、 失ったもの 恋、家財道具一式、声 残ったもの ぬか床 とあります。 主人公の倫子が、苦労して住み始めたマンションに帰宅すると、 何もかもがなくなっていました。 タンスもキッチン道具もクッキングシートまで。 そして、インド人の恋人もいなくなっていました。 手元に残ったのは、祖母の形見のぬか床だけ。 少ない所持金のほとんどで実家に向かう深夜バスに乗ります。 倫子は、実家に帰り、一日一組限定の食堂を始めます。 2008年10月2日にちちんぷいぷい「本屋さん」のコーナーで紹介されました。 この本を読んだあとには、『いのちの食べかた』を読んでみてください。 いのちの食べかた 森 達也 著 この本は、小説ではありません。 図書館でよく使われている分類、 NDCで分類すると6類の産業になります。 この本は、よりみちパン!セシリーズの本でとても読みやすいです。 いろんな人に読んでほしいと思うのですが、 分類が6類だと、書架自体を見る人があまりいないんだよねぇ・・・。 今の3年生が、授業1時間の間に本を読み 感想を書く(選択)授業を行いましたが、 この本を手に取ってくれた生徒がいて、とてもうれしく思いました。(どうでもいい情報) 良い本が読まれるわけじゃなく、読んでほしい本が読まれるわけじゃないのよね。 まぁ別に仕方がないことだし、よくあることだからいいんだけど。 |
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