2024 11,24 07:54 |
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2008 07,09 20:00 |
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人間失格
太宰 治 著 内容キーワード 「文庫」 「悩み」 「生と死」 太宰の自伝的小説とも言われる作品です。 自伝的小説って意味わかりますか? 自分の人生を自分で書いたものが、自伝(じでん)。 的小説、ってことは、そのようなもの、という事だ。 なんでそんなに曖昧なの?と言われたら、本人が「自伝だ」と言っていないから。 人から見たら、自伝のように見えるなぁ・・・というものであること。 この本は夏目漱石の『こころ』とともに、とても売れている本です。 『“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)』でも使われていました。 恥の多い生涯を送ってきました。というセリフで第一の手記が始まります。 他人に自分の心の中を理解してもらえることはなく、おどけた事ばかりをしていた主人公。 バカバカしいことばかり、わざと失敗してみたりしていました。 それをクラスメイトのひとりに見破られてしまいます。 「ワザ、ワザ」と。 全体的に暗いし、ちょっと難しい言葉が多いかもしれません。でも手に取ってみてちょーだい。 「『人間失格』ってありますか?」 と続けざまに何人かが聞いてきた。 ほんまに気持ち悪いなぁ・・・と心の中では思った。いや、言ったかもしれない。 『人間失格』は、今流行っている本ではない。 それなのになんで高校生が探しているのが『人間失格』なのだ、と思った。いや、言った。 その疑問を口にしたことでわかったのだけれど、 どうやらテレビ番組の「あらすじで楽しむ世界名作劇場」で紹介されたらしい。 なんていい番組なんだ・・・・。とこれは心の中で思った。 この単行本のイラストは『DEATHNOTE』の作家さんです。 |
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